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でこさんへ

でこさんの質問に対してまとめてお答えいたします。
まずフェイスリフトは多い月で10件程度、少ない月では3から4件くらいの場合もあります。
一日には一人しか行いません。糸のリフトの場合は2件から3件行う場合もあります。
手術の時期はカウンセリングの時の予約状況によりますが、曜日とかにこだわらなければ2週間ぐらい先までに取れる場合が多いです。（年末、お盆休み、ゴールデンウイークなどはかなり前からの予約が必要です）

次に個々の質問に対してですが
①初診日に手術の予約をし、検査をして戴けるようですが、その検査内容を教えてください。レントゲンもありますか？
＞採血のみです。感染症と貧血がないか、肝機能、腎機能、止血能などを調べます。心臓や肺に問題を抱えている人の場合は、心電図、レントゲンもとってもらいます。

②フェイスリフトと上瞼の手術は同時にできますか？
＞同時にできます。

③できるとしたら所要時間を教えてください。
＞ノーマルフェイスリフトと上瞼のたるみ取りでしたら5時間から6時間かかります。

④また、別々にする場合と同時にする場合の麻酔方法は変わってきますか？
＞同時に行う場合は全身麻酔です。別にやる場合はフェイスリフトは全身麻酔、上瞼は局所麻酔で行います。

⑤麻酔管理医はいらっしゃいますか？
＞いませんが、私が麻酔科に属していた経験がありますので問題ありません。

⑥フィブリノゲン糊はいいのか悪いのかわかりませんが、使われますか？
＞使いません。

上瞼たるみ取りの質問に対するお答えですが、
私も眉下切開のたるみ取りを沢山やっています。最近は眉下のほうが多くなっているかもしれません。双方の長所と短所ですが、眉下はでこさんが言っているように腫れが少なく、イメージが変わらないという長所がありますが、傷跡が隠れないという欠点があります。ただし眉下の傷はほとんどわからなくなります。二重の線のところで切開する場合は、切った傷が二重に乗ってくる皮膚で隠れるため傷が見えないという長所、一緒に眼瞼挙筋や挙筋腱膜の処理ができるため眼瞼下垂が同時に治せるという長所などがあります。欠点としては少しはっきりとした二重になってしまう点があります。とはいっても患者様の状態を見てみないとどちらがその人にとって良いかは決められるわけではありません。

院長　鈴木芳郎